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高校を卒業と同時にハルヒの能力も消えてしまい、SOS団は解散した。 朝比奈さんは未来へ帰ってしまったし、長門も消えてしまった。 俺にあったハルヒという名の切り札がなくなってしまったからだ。 長門が消えてしまうときに俺は一縷の望みをかけてハルヒにすべてを話してみた。 結局それは不毛に終わり、長門はとうとう消えてしまった。 後悔と、悲しみの中で一つだけ救われたのは 『楽しかった、ありがとう』と言って微笑んでくれたことだった。 結局、俺とハルヒは付き合うこともなく別の大学に通うことになった。 それは、俺がのらりくらりと逃げていたせいである。 SOS団でのあの心地よい雰囲気を壊したくなかったのだ。だから逃げ続けていた。 そして、長門の消失と同時に俺はハルヒに告白するタイミングを逸したことを悟った。 ハルヒは近くの県の国立大学理系、俺はと言うとハルヒの指導のおかげか、 上京して国立の大学にそれぞれ進学していた。 ついでにいえば古泉は海外に留学。あいつならそつなく暮らしてそうだな。 最初の頃はメールや電話のやり取りもあったが、 しばらく経つとそれも回数を減らして行き、 俺が卒論にひーひー言い出す頃には一切の連絡はなくなった。 俺が最後にハルヒから受け取った電話はすこぶる妙なものだったが、 特に気にすることもなく、俺が近況を報告してあいつが相づちを打って終わった。 あとから思い返せば妙なことだったんだがな。いかんせん電話がかかって来たのは深夜。 眠かったので深く考えることもなく俺は会話を終わらせて眠ってしまった。 風の噂では、ハルヒは彼氏も作らず、日々を活発的に、過ごしているらしい。 かくいう俺も彼女など作らず、惰性で毎日を過ごしている。 こうして見ると高校時代に俺はどれだけ楽しい日々を過ごしていたか分かる。 今でも時々あの頃を夢に見る。 大学と高校で変わった点は他にもあるが、一番大事なことは俺が本をよく読むようになったことだ。 人の記憶ってのは酷いもので、たとえどんなに印象深いやつでも しばらく会わなかったりすると印象が薄れて行く。 それは俺にとっての長門も同じで、つまるところ俺は読書を通して長門を思い出しているわけだ。 そんなわけで俺は大学時代に古今東西ありとあらゆるもの、 SF、ミステリ、恋愛小説、ファンタジー……。本当にいろいろ読んだ。 時々長門が部室で読んでいた本も読んで、その度にあいつの情景が浮かんだ。 ところで、大学に入って三年目のはじめの頃から、本でも書いてみようか、と思ってたんだが、 それは、気味の悪いことに、長門の印象が薄れて行くのを止められず、 何かの形で残しておこうと思ったのがきっかけだ。 さすがに、ノンフィクションであの頃の思い出を他人に教える気にはならないので、 無口で無表情な少女が心を開くまでという物語で書いてみた。 結局、登場人物以外は全部作り話。さらに言えば、登場人物も本物を何倍にも薄めた感じのやつらだ。 当然のことながら、そうスイスイ書けるわけもなく、 四苦八苦しながら、そして妙な義務感に囚われながらどうにかこうにか書いたものを、新人賞に応募してみた。 どうせ、自分の自己満足だったからそこまでする必要もない、 と何度か応募したあとに思ったが、もうどうしようもないので、忘れて日々を過ごすことにした。 それが何の因果かなんたら賞を受賞して、出版する運びとなった。 うまく行き過ぎているとあぜんとする俺。どう考えたって素人の作品が そう簡単に審査員のお眼鏡にかなうはずがない。 さらに、どうしたことか、それがヒットしたのだ。 その評価は大半が 「感動した」とか「泣けた」とか、そんなのが多いらしい。 中には、「人物の感情が本物のようだ」と言う人もいるらしい。 本物のようだも何も本物ですが……。 ただ、読んだ人には覚えていてほしい。そういう少女がいたことを。 もっとも、あいつがそんな形で記憶されることを望んではいないだろうが、 俺はそれでも満足だった。ものを書く、という作業を通じて 長門との日々が再構築されていくような感覚を味わえたからな。 ただ、予想もしていなかったことが起きた。 それはある日、北高からの電話という形で告げられた。 『よう、元気にしてるか?』 この声は岡部教員か。 「はい、先生も元気ですか?」 『まあまあだな。お前らがいなくなったあとは妙に静かな学校になってな。 楽でいいんだか、平穏すぎるのを嘆くべきか』 普通に考えて、こんな世間話をしに電話をかけて来たわけではないだろう。 「それで、俺になんか用ですか?」 『ああ。今度高校が創立何十周年記念とかいうのでな、活躍している卒業生に 自分たちの北高生活、と言う題名で講演してもらうんだが、 お前にやってもらえないかなと思ってな』 「俺ですか?」 普通そう言うのはちょっといい歳した中年の人たちか、暇を持て余してるご老人がやるもんじゃないのか? こんな大学でたての若造がやるもんじゃないだろう。 『いや、お前だけじゃないんだ。もっと年上の方もいるが、さすがにそんな人の話 ばかりじゃ飽きるだろうって、話になって若いお前に白羽の矢が経ったんだ。 それにお前は面白い学園生活送っていたしな』 なるほど。確かに昔話を何度も聞いたら飽きるだろう。どうせどっか似てるわけだしな。 その点、俺の話が他のと同じになる可能性なんてありはしない。 そういう意味では良いのかもしれん。 「分かりました。引き受けます」 『おう、ありがとう。それじゃあ、次の会議で伝えておいて、承認されたら、 招待状が届くと思う。じゃあ、頼んだぞ』 俺はこの講演会が長らく交わることのなかった俺とハルヒの人生の交差点になることをまだ知らなかった。 そしてその衝撃的すぎる再会も予想できなかった。 そして講演会の日。いつもなら下から見上げているはずの場所で話をするとなると否が応でも緊張する。 それによく考えたら、我が妹も北高生としてここにいるわけである。 確かに退屈な他の人の思い出話を聞きながら、俺は話の順をおさらいする。 きっとこれなら退屈しないだろうと、自信を持っていえる話のオンパレードだ。 そして俺の番が来た。ここからでも分かるのはこの講堂の雰囲気が死んでいるということ。 俺が叩き起こしてやるさと、一人でにやりと笑ってる俺。 俺が壇上にあがるとざわつきが増えた。 こんな若いやつがなんでここにいるんだって雰囲気だな。 俺の経歴が紹介されると、半分くらいは納得したようで、もう半分は周りに聞いている。 そんな様子を見ながら、俺は話しはじめた。 「東中出身学出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。 この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 講堂中がぽかんとする。まずは目論み通りといった所か。ただ、少し恥ずかしい。 「俺の高校生活の思い出はこんな自己紹介を聞いたことから始まったと言っても過言じゃないな」 それから、俺のそばにいたハルヒのこと、朝比奈さんのこと、古泉のこと、長門のこと。 SOS団設立の日のこと、文化祭での自主作成映画のこと、コンピ研とゲームで対戦した日のこと。 延々と思い出話を語ることとなった。もちろん、宇宙的、未来的、超能力的話は全部抜きだ。 話終えたときに講堂に集まってる生徒の顔を見てみると、何やら羨望の色が浮かんでいた。 それはそうだ。あんな常人じゃないやつらが周りにいた俺の高校生活、楽しくなければ嘘だ。 「それでは、何か質問等があれば前まで来てください」 アナウンスが響く。何ていうか、定番って感じがするな。あんまり面倒くさいものが来ないと良いが。 「ねえ、キョン君」 げ。この声は……。 「なんで今日はハルにゃんいないの?」 うわー!きやがった。そんな質問あとで良いだろうわが妹よ!あとでならゆっくり教えてやるから! それからは地獄だった。 思い出したくもない。トラウマだ、トラウマ! 高三にもなって「キョン君」、「ハルにゃん」はねえだろう。 そんな子供っぽいあだ名いつまでも使うな! いやでもよく考えたら、鶴屋さんや朝比奈さんも高校三年生でそのあだな使ってたから良いのか。 ……いやいや、よくない、よくない。あの頃の俺は高校生。今の俺は?そう、社会人。 憂鬱だよ、もう。 「おう、『キョン君』お疲れ」 「……先生、やめてください。鳥肌立ちますから」 岡部はひとしきり笑ったあとこう続けた。 「まあ、やっぱりお前を呼んで正解だったかな」 それは、まあ結果的にいえばそうかもしれませんね。俺は断ればよかったと思ってるんですが……。 「生徒も退屈しないですんだしな」 「話してて思ったんですけよ、やっぱり高校時代って良いな、て」 これは本心だ。今の何もしていない生活に比べれば遥かによかった。 いや、あれ以上の生活は多分、一つの例外を除いてないだろう。 「何をそんなじじ臭いことを」 「いえいえ。今の俺の立場になったらきっと先生も言いますよ」 「そんなに面白くないか、新社会人は。ならハンドボールを……」 「遠慮しときます」 笑い合う俺たち。今更、元担任と親睦を深めるなんて思いもしなかったぜ。 「あのー、すいません」 俺たちに後ろから声がかかる。 ……なんだろうどっかで聞いたことがあるような?でも、なんか聞いたことないような。 岡部もそんな顔をしている。 「あのー」 もう一回かかる声。 「はい、なんでしょう……か」 振り向いた後、絶句する岡部。 「先生どうしまし……た」 右に同じ、な俺。そこにいたのは、紛れもない、そう。 涼宮ハルヒだった。 「すいません。今日ここに××の作者さんがいるって聞いて来たんですけど」 しかし、話し方が違うとここまで雰囲気が変わるものなのか? そもそもなんでこんなキャラになってるんだ? 戸惑う俺は岡部と顔を合わせた。 そんな俺たちを不思議そうに、不安そうに見るハルヒ。 「すいません……」 「え?ああ、はい!××の作者ならこいつですが」 そういって俺を指差す岡部。 ハルヒは意外そうな顔をしていた。そんなに俺と作家業は似合わないか。 「初めまして、あなたの本のファンなんです」 初め、まして? 「ハルヒ……?」 そういった俺を驚愕の眼差しで見つめるハルヒ。 「やっぱり、あたしを知ってるんですか?」 やっぱり?さっきから何かがおかしい。 「初めまして」、「やっぱり知ってる」そこから導きだされる結論は、 「記憶、喪失……か?」 「ええと、ハルヒは、というか、涼宮さんは、俺のことを覚えてない?」 俺は岡部に行って学校の教室を一つ貸してもらっている。 「はい。もう分かってると思いますけど、記憶喪失なんです」 俺がハルヒのことを「涼宮さん」と呼んだのはハルヒ曰く 「下の名前で呼ばれるのなれてないんです」 だからだ。 やれやれ、久々にあったらまた非日常の香りが漂って来たよ。ほんとお前といると退屈しないな。 「いつからだ?」 どうしても口調がぞんざいになっちまうのは目をつぶってほしい。俺だってがんばってるんだ。 「もう二年くらい前だと思います。確かあれは……」 その日付は覚えている。ハルヒが俺に変な電話、最後の電話、をかけて来た日だ。 「その日ちょっとした事故で頭強く打っちゃって、それで気づいたら記憶が……」 怪我は? 「特に外傷はなかったです」 ですます調のハルヒとは喋りづらいな。 もう一つ気になってたことを聞いてみよう。 「俺の本のファンだって?」 「ええ。何ていうか、初めて読むはずなのに登場人物を知ってる気がしたんです。 それでもしかしたらこの人はあたしについて何か知ってるかなって」 それはもう知ってるなんてものじゃない。それに、登場人物のモデルの一人は他ならぬお前だしな。 「ええ!?そうだったんですか?」 そうだ。 「それじゃあ、一つ聞いていいですか」 どうぞ。 「高校時代のあたしはどんな子だったんですか?」 結局俺はさっき話していた内容をもう一回繰り返すはめになった。 「——ってやつだったな」 もちろん、宇宙人だの未来人だの超能力者だのについては触れていない。 「今のあたしと全然違いますね。今は知らない人に話しかけるのに腰が引けちゃうんです」 その割には俺たちに話しかけるのは平気だったみたいだが? 「意を決して、ってやつです。でも確かに、普段よりは気楽に話しかけられました」 やっぱり頭は覚えてんのかな?そういえば、 「もう二年間も記憶喪失?」 「はい」 俺は記憶喪失には詳しくないんだが、そんなに長いものなのか。 「さあ?長い人もいれば短い人もいるって言ってましたけど」 ふむ。 「で、一つ聞きたいんだが、記憶を戻したいか、戻したくないかどっちだ?いや、無理して答えなくても良いんだ」 考え込むハルヒ、というか涼宮さん、というか、ハルヒというか……。 「さっきまでは、戻したかったですね。記憶がもどったって今とそう変わらないって思ってましたし。 何より今までの思い出がないのって損した気がするんですよ。 親に聞いてもハルヒはハルヒだ、なんて言われて、昔のあたしのこと教えてくれなかったですし。 でも、話を聞いた後だと怖いですね。今のあたしと全然違ったてことは、極論ですけど、 記憶がもどった時今のあたしは『死ぬ』ってことですよね」 そういう結論になる……のか。 「まあ、そうかもな」 「ですよね。そうなると前のあたしには悪いけど、このままでいたいって思います」 「そうか……。そうだな。そう決めるのは涼宮さんの自由だろう。俺に強制する権利なんてないんだし」 『ハルヒ』に会えないのは正直少し淋しいが、だからといって目の前にいる『涼宮さん』を 否定するほど俺は酷い人間じゃない。 「そういってもらえると安心します」 安心? 「そう、安心です。さっきの話を聞いた限りあなたは『あたし』が好きだったみたいですから、 なんか言われるんじゃないかって思ってたんですよ。『記憶を戻す方法を探してみよう』とかね」 あたしを強調するハルヒ。 「それと同じ理屈で『昔』の知り合いと会うのも怖いんです。今のあたしを否定されるんじゃないかって」 そんな心の狭い知り合いはお前の周りにはいないはずだ。いや、いない。 結局、当たり障りのない会話をしているうちに、外も暗くなって来たので別れることとなった。 「今日はどうもありがとうございました」 ハルヒに礼を言われるってなんかなあ。 「どういたしまして」 「また何か聞きたいことが出来たら聞きに来ていいですか?」 「構わないな」 「それじゃ、連絡先、教えてもらって良いですか?」 多分携帯に『キョン』で入ってると思うが。 「キョン?ああ、ありました、ありました。何だろう、この間抜けな名前って思ってたんです」 ぐはッ!つらいことを言ってくれるな……。 「ただ、履歴がほとんどそれで埋まってたんで、まず最初に電話してみたんです」 なるほどね。 こうして久しぶりの再会が驚愕のうちに幕を閉じた。 さて、どうするかね。しばらくここに滞在するのも良いかな。 そうとなればおふくろに電話でもしておこう。 「ただいま」 なんか気恥ずかしい台詞だな。久々に言ったよ。 「キョン君、お帰りっ!」 俺の精神に深ーい痛手を負わせてくれた妹の登場だ。 というか、このテンションの高さは鶴屋さんを連想させるな。 久しぶりに帰った我が家はそんなに代わり映えはしていなかった。 夕食の席で俺はいろいろ親に聞かれたよ。聞かれたってより説教に近かったが。 主に仕事をどうするかってことだな。 作家なんて不安定なものを続けられるか、って一時間ぐらい聞かれた。 それに対する俺の答えは簡潔に一言。 「分からん」 ……。よく考えるまでもなく火に油だったな。 ぎゃーぎゃー言い出したおふくろをなんとか押さえて、俺は部屋に引っ込んだ。 衝撃的すぎる一日を振り返る。 「それにしてもあいつが記憶喪失ねえ」 ハルヒに何かあると高校時代の癖で非日常的なやつらが介入してるんじゃないかと思ってしまう。 と言うわけで、何が悲しいのか俺は古泉に電話していた。 ちなみに、海外では古泉の携帯は使えないらしく、連絡先の書かれた手紙が大学の一年の半ばに送られて来た。 ……なかなか出ないな。時差の影響で寝てたりして。そしたらまずいか。 『Hello, this is Koizumi 』 ……。うん。すっかり向こうになじんでやがるな。発音もうまいし。 「おう、古泉か」 『……。あ!あなたでしたか。お久しぶりです』 「なあ、いきなりで悪いんだが、俺たちが大学に入ってから変なやつらが動いてるってことはないか?」 『いきなりどういう風の吹き回しですか』 「いや、実はな——」 俺は今日の出来事を古泉に伝えた。 『ははあ。なるほど。それで不安になったと』 そういった所だな。 『結論から申し上げますと、そういった動きは聞いてませ……』 どうした、古泉? 『いえ、二年前って言いましたか?』 「ハルヒの記憶喪失のことか?ならそうだが」 沈黙する古泉。 『やはり気のせいではなかったようですね』 何がだ。 「いえ、二年前の一時期、いや、一瞬、ですかね。僕たちの能力がもどったのですよ」 それは……。 『そう、涼宮さんの力が復活したことを意味します。もっとも、さっきも言った通り一瞬でしたけど』 つまりお前が言いたいのはハルヒが望んだからこうなったと? 『あくまで仮定ですけどね。それにあなたが本を書き始めたのも二年前でしたっけ?』 そうだな。 『それが素人の作品にも関わらず賞を受賞した』 確かに。 『そしてそれが売れて、そのことによりあなたは北高にもどって来た』 言いたいことが分かったような気がする。 『そしてさらに、あなたはそこで涼宮さんと再会した』 「偶然にしちゃ出来過ぎだがな」 『確かに』 電話の向こうで苦笑する古泉。 『この場合、偶然でなかったとしたら涼宮さんの望んだことは……』 「俺との再会、か」 『そうです』 ただ、そうなると、 『記憶喪失になった理由が分からないんですけどね』 ……俺の台詞を取るな。 『すいません。そこは偶然、記憶喪失が重なったと考えるべきですかね』 「だろうな」 『何にせよ、記憶喪失について知り合いにあたってみますよ』 いや、古泉。それは遠慮したい。 『はて、あなたなら乗ってくると思ったのですが』 いやな、古泉。俺は『あの』ハルヒに会えないのは淋しいが、 『今の』ハルヒは、別な一人の人格として日々を生きてると思うとな、どうも積極的に直す気にならんのだよ。 『ははあ、なるほど。分かりました。でも、一応調べておきます』 お前がやりたいって言うのなら止めはしないが……。 「じゃあな」 『はい、それでは』 結局、また例のハルヒパワーか?やれやれ。 あれこれ考えてもしょうがないのは高校生活で身にしみて分かってる。 そんな時は寝ちまえば良いんだ。 そうしてうとうとし始めた俺をすっかり大きくなった妹が飛び乗ることで起こした。 いや、死ねそうです。 次の日、俺は朝から市内を歩いていた。 時々帰省するとはいえ、丸一日暇ってのはそうないからな。どこがどう変わったか見て回る良い機会だろう。 まず最初に向かったのは駅前だった。市内を練り歩くとなると勝手にスタート地点をそこにしてしまうみたいだ。 恐ろしきかな、習慣の力。 そこで、見た。 誰を? 決まってる、涼宮ハルヒだ。 「奇遇、ですね」 「同感だな。なんでここに?」 んー、とうなってるハルヒ。 「いえ、理由はない、と思うんです。ただ、時々ここに来たくなるんです。 でも昨日、話を聞いてやっと分かったんですよ。ああ、ここも前のあたしのゆかりの場所なんだって」 なるほど。案外記憶喪失って言っても、覚えてるものなのかな? 「そうだな、いっつも俺が最後で、奢らされてばっかだったな。」 「ヘー、大変だったんですね」 苦笑する俺。 「ところで、何か今日、予定あるのか?」 「いえ、特にはありませんけど。あなたは?」 「俺もないんだ。久々に帰って来たからな。ちょっと様子を見ておこうって思って」 じっと、こっちを見るハルヒ。なんだ? 「うらやましいですね、『帰って来た』っていえる場所があるって」 あちゃー、地雷を踏んじまったか。 「す、すまん」 「いえ、良いんですよ」 こういうときは話を変えるに限る、のか? 「予定ないなら、ちょっと歩かないか?いや、嫌ならいいし、昔の話もそんなにしないからさ」 「それって、『デート』ですか?」 あー、そういう意味ではないんだが。でも、まあ、いいか。 「んー、まあそんな所だ」 「いいですよ。あ、それから、そんなに遠慮しないでください。 思い出話は聞いておきたいんです。やっぱりそれはあたしの物でもあるから」 やけにあっさり承諾したな。 「分かったよ」 その日は俺がハルヒを引っ張るという高校時代には考えられなかった事態に陥っていた。 はっきり言おう。悪い気は全くしなかった。何せ美人だしな、ハルヒは。 結局俺たちが別れた頃にはもう、空も赤く染まり始めていた。 「今日は楽しかったです」 いえいえ、どういたしまして。 「俺も楽しかったよ」 「それでも、時々あたしを見ていませんでしたよね」 それはどういうことだ?そりゃ、景色を見てたりはしたけど、それくらいはするだろう? 「あたしを通して全く別の人を見てました」 ……全く無自覚にやってた。いや、もう謝っても謝り足りねえな。 「『あたし』は淋しいんですけど、どこかで、嬉しがってる別のあたしもいるんです。 やっぱり、あたしはあたしじゃ、ないんですね?いつか消えなきゃいけないんですね?」 泣きはじめるハルヒ。 そうじゃない。たとえ今までと全く違ってもお前は涼宮ハルヒだ。お前はお前だ。 とは当然言えない立場の俺である。ここで言ったらただの馬鹿野郎だ。ということで俺が言えるのは 「すまん」 のただ一言。 ハルヒが泣き止むまで俺はそばにいた。 俺たちのそばを通り過ぎていく人たちは、何やってんだろうって目で見てた。 見るな、見せ物じゃねえ! 泣き止んだハルヒが最初に言ったことは、 「すいません」 謝るなよ、お前は悪くない。 「いや、いいんだ。俺の方が全面的に悪い」 「じゃあ、そういうことにしておきます」 やっぱりどこかでハルヒっぽいな。切り替えの早さとか……って、何考えてんだ、俺。 「それで、いろいろありましたけど今日は楽しかったです。ありがとう……キョン」 は?今、なんて?キョン? 「え?あれ、なんで?あたし何言ってるの?」 その瞬間俺は分かった。それは静かな『死』までのカウントダウンのスタート合図だと。 当事者以外には『回復』としか映らない残酷なカウントダウンのスタートだと。 そしてハルヒもそれに気づいたのだろう。動揺しうろたえている。 どうにか落ち着けないと。 「なあ、明日も会えないか?」 「な、なんで?」 「二年間の話が聞きたい」 結局明日も会う約束を取り付けて、俺たちは別れた。 なんで二年間の話が聞きたいかって言うと、長門のときと同じだ。 あいつが確かにここにいたって証拠を残してあげたい、ただそれだけだ。 ハルヒのおかげで得た(と俺が考えている)文才がいつまで残ってるかは知らないが、やるだけのことはやってやりたい。 明日のためにいろいろと準備しながら俺はそんなことを考えていた。 「こんなときに限って寝坊かよ」 今、俺は急いでいる。とにかく出来うる限りの全速力で待ち合わせ場所まで。 ああ、畜生。これで遅刻したら格好悪いなんてもんじゃねえ。最悪だ、最悪。 とりあえず約束の時間の五分前に駅前についた。 そこにはまだハルヒはいないようだった。 「とりあえず間に合ったか?」 「残念でした」 後ろからかかる声。 「もう十分くらい待ってました」 どこに隠れてたんだ?そんなことより 「すまんな。待たせて」 「いいですよ、喫茶店の奢りくらいで許します」 結局そうなるんだな。 「分かってる。それじゃ行きますか」 「どうして、『あたし』の二年間の話が聞きたいんですか?」 「いや、俺のあの本はもともと、高校卒業したときに『死んじまった』友達を覚えとくために書いたやつなんだが、 同じことが出来ないかなって思ってさ」 「こんな言い方嫌なんですけど、あたしを使って稼ぐ気ですか?」 そういう受け取り方も出来るのか。 「いや、それは絶対にしない。一冊しか作らない」 「一冊?」 「そう、君のための分の本だけしか作らない」 「おかしな話ですね。あたしは『死んじゃう』んですよ?そんなあたしが持っていてどうするんですか?」 確かにおかしな話だ。けどそれなりに理由はある。 「本の完成を見るまでは『死なない』ような気がしてな」 理由って言うにはあまりに感情論なんだがな。 溜め息を一つつくハルヒ。 「分かりました。それじゃ、始めましょうか」 いきなりだな。 「結局あたしにどれだけ時間が残ってるか分かりませんから。感情でどうにかできるほど世の中甘くないですし」 ……。そうだったな。感情論でどうにかなる問題じゃない。 「始まりは——」 ……… 気づいたらすっかり夜だった。 「——以上です。これがあたしの全部とまではいかないけど、だいたいのことは話しました」 「ありがとう。俺に出来る最高の物語を作るよ」 「分かりました、楽しみに待ってますから。締め切り厳守ですよ?」 締め切り、ねえ。 あまりに曖昧な締め切り。いつ来るか分からない。一年後か?半年後か?はたまた明日か、今日か? でも俺は間に合うという確信があった。 『ハルヒ』が待ってくれるという確信があった。 それから一ヶ月俺は本を書き続けた。 最初の頃はおふくろに文句を言われたが、事情を話したら納得はしてくれたようだ。 そうして出来上がった物はちょっと短い中編程度の物だった。 『死んでしまう』ハルヒをモデルにしているため、物悲しい雰囲気の話となった。 それでも俺はあいつをちゃんと描けたと思っている。 それから、印刷屋を回って一冊だけだが本を作ってほしいと頼み込んだ。 なんとか引き受けてもらい(高くついたが問題はない)俺は一冊の本を手にしていた。 ところが、今になって俺はこの本をハルヒに渡すのが怖くなった。 なぜか? 俺は本を完成させるまではこっちのハルヒが『死なない』確信があった。 ハルヒは俺との再会できっと「普通じゃない」ことを望んだのだろう。 それが記憶喪失として表れた。 俺が文才を与えられたのはハルヒとの再会のきっかけを作るためと、もう一つ。 すなわち、記憶喪失のハルヒの救済のためなんじゃないかと考えたわけだ。 だからこっちのハルヒが何らかの形で——この場合本で——記録されない限り 記憶喪失は治らないと踏んでたわけだ。 そうだとすると本を渡すことが『死』の引き金にならないか? もっともそれは俺の考えすぎで、全て偶然という可能性もある。 そして悩んでるうちにハルヒが『治って』しまう。 その場合は俺は約束を破った男ってことになるな。 やっぱり悩んでてもしょうがないな。 『やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい』なんて昔『誰か』が言ってたな。 俺は携帯を取りハルヒに電話した。 『はい、涼宮です』 「もしもし、本が出来たんだが」 『本当ですか?』 「本当だ。それでどうやって届ければいい?この前の駅前にするか?」 しばしの沈黙。 『そうですねえ。あたしの家でどうですか?落ち着いて読みたいし、感想も言いたいし』 今度は俺が沈黙。いや、裏がない発言だろうってのは分かってるんだが……。 「分かった。場所は?」 『はい、ええと……』 今俺はハルヒの家にいる。といっても実家じゃない。大学入学を機に一人暮らしを始めたんだと。 というわけで俺はマンションの4階にいる そして目の前には一心不乱に本を読むハルヒ。なんか長門を連想させる姿だ。 パタン、と本を閉じるハルヒ。 今の俺の気分は判決を待つ人の気分とほぼ等しいんじゃないんだろうか? 「安心しました。間違いなくあたしです。あたしはここにいます」 そこまで言ってもらえれば俺も本望だ。 「はい」 本を差し出すハルヒ。 「はい?」 どういうことだ? 「この本の主人公は間違いなくあたしです。だからこの本と一緒にあなたに覚えておいて欲しいんです。 あたしが生きていたこと」 「そんな、今すぐ『死ぬ』ようなこと言うなよ」 「あ、すいません」 しょんぼりするハルヒ。いかんなあ、へこましちまったか。 「この本は大事にするよ。絶対に」 強く断言する俺。 「ありがとうございます。あ、見送りぐらいはしますよ」 本をもって立ち上がった俺にハルヒは言う。 「この一ヶ月楽しかったです。本がいつできるかなって、わくわくしてました。出来も最高です」 階段を下りながら俺たちは話している。 「そういってもらえると本当に嬉しいな。がんばった甲斐がある」 「そう言えば顔白いけど大丈夫ですか?」 「いや、寝不足でな」 「そこまでして書いてくれなくてもよかったんですけど」 「気にするなよ。俺が書きたくて書いたんだからさ」 おっと、なんかふらつくな。やっぱり寝不足のせいか。 「あっ!」 どうした、ハルヒ? ……あれ? なんか浮遊感がある。 ああ、俺は階段から落ちてんのか? まずいな、何か掴まる物は——? 重い衝撃とともに俺は地面に叩き付けられた。 「キ…ン、…ョ…?…いじょう…?…れか、……か!」 耳元で誰かが騒いでる。 いてーな、後頭部を打った……かな? だんだん目の前が暗くなり、そして——。 目を覚ます俺。いつかのように白い天井。窓の外は暗い。 ……なんか重いな?体を起こすとそこには俺の胴体を枕代わりにして寝ているハルヒがいた。 また俺は付きっきりで看病されてたのか?悪いな、ハルヒ。 まだ朝までは時間があるようだから、もう一眠りしておこうか。 「……んー、キョン?」 起こしてしまったらしい。 「ああ、すまんな。起こしちまったか?」 と、突然ワタワタし始めるハルヒ。 「キョン、頭から落ちてたけど、あんたあたしを覚えてる?あたしはね、」 ハルヒを遮って俺はいう。 「少し落ち着け、大丈夫だ。覚えてる」 それともう一つ、確認するまでもないことだが、 「お前はどっちのハルヒだ?」 きょとんとするハルヒ。しかしすぐに何のことか分かったらしい。 「あんたのよく知ってる方のあたしよ」 そうか……。 俺は目を閉じた。 「どうしたの、キョン?どっか痛むの?それとも寝るの?」 いいや、違う。どれでもない。どれでもないんだ、ハルヒ。 俺は目を閉じたまま黙祷を捧げた。 誰にも知られずに『死んでいった』彼女に黙祷を——。 心の中で彼女が言った。 ——『誰にも』じゃないです。あなたが知っています。あたしがいて、そして死んでいったことを。 俺は、心の中で彼女に返答する。 ——そうだな。忘れないって約束するよ。 それから無事退院した俺は高校卒業から五年間遅れの告白をハルヒにした。 それを聞いたあいつは 「バカ、遅いわよ。でも、待ってたわ」 とか、返事なような返事じゃないようなことを言った。 結局それから俺たちは結婚した。 それで俺たちの暮らしはというと……。 なんてことだろうね、俺は未だに本を書いている。それはハルヒに言わせると、 「普通の会社員より百倍もましじゃない」 だからだが。 今はまだだが、そのうちSFにも手を出すかもしれんな。きっと学園ものだ。 そこには超能力者やら宇宙人やら未来人やらと、もっとわけの分からないやつと、一般人が出てくるだろう。 俺は時々本を読む。一人の人がこの世に生きていた証である本を。 世界に一冊しかない、ただ一人のための物語を。 fin.
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これは自分でサーバを建てて遊ぶという方法です まずはこれで操作方法等を練習してみるといいでしょう ゲームを起動 自分の名前とキャラクタが表示されたら、上部にあるHOSTを押す 以下の画面が出るので設定を行う ①GameTypeはCaptureTheFlagを選択 ②ServerNameは何でもいいです ③Passwordは入力しておいた方がいいでしょう ※Passwordを入力しないと、誰かがサーバに入ってくる可能性があります ④BOTは"自動で動くロボット"です、お好みで設定しましょう ⑤全ての設定が終わったらSTART GAMEを押して起動しましょう
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EASYモード(アニメロ)【イージーモード】 ポップンミュージック アニメロで登場したモード。ポップンミュージック20 fantasiaとは別物。 譜面が簡単になっており、ボタンは5つだけ使うモード。「CENTER」と「FORE」の2タイプが存在する。 CENTER 緑・青・赤の真ん中5つのボタンを使用。現在のポップンの5ボタンと同じ FORE 白・緑・赤の手前の5つのボタンを使用。初期のIIDXの4KEYSに近いといえばわかりやすいか。 CENTERでもFOREでも難易度表記Lv.やノート数は同じ。 オプションは一切使えない。 モード選択時のマスコットキャラは「キュート」。 関連用語 [[ノーマルモード ]] [[エキサイトモード ]] ガンモード ボーリングモード エキスパートモード
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ここではイロスマXシリーズのストーリーモードについて解説する。 ●目次 概要 エピソード一覧第1章 イロスマ島の侵入者(全3シーン) 第2章 狙われた結界装置(全5シーン) 第3章 爆走!トレインジャック!(全8シーン) 第4章 転送!オールドファクトリー!!(全6シーン) 第5章 イロスマ島の光と影(全10シーン) 第6章 風の使者と絶望の覇者(全13シーン) 第7章 Guitarist's surprise attack(全15シーン+1シーン) 第8章 王の訪問(全17シーン) 第9章 弱者の反逆(全14シーン) 第10章 絶望の螺旋(全18シーン) 最終章 イロスマ島の闘い(現在29シーン) 補足 概要 イロスマDX最終回はそれまでの大乱闘とは異なりゲームなどのいわゆる「ストーリーモード」仕立てな内容だった。 イロスマXでも「ストーリーモード」として、舞台である『イロスマ島』をバート達イロスマメンバーから奪おうとする侵略者・オールドランドたちとの戦いがある。 かなり壮大な内容らしく、13章くらいまで構想があるとのことだったが、2020年7月24日に最終章のPVが発表され、11章目にて完結することが発表された(2022年9月7日現在、最終章シーン29まで投稿)。 MAINASU12はいつでも編集の手伝いを受け付けている。見たかったら手伝ってね!という事である。さあそこのあなたも是非! お決まりの流れ 大乱闘のキャラクター選択画面→WARNING!!→皆がマスターバートのところへ集まる ただし、最近はいきなりオールドランドの敵が登場する方が多い。 シーン1には悩めるかずきの頑張るシーンがあることもある。がんばれ。 Xではイロスマメンバーのチームワークで様々なダンジョンの仕掛けを解いたり、獣似隊などのボスキャラを倒していくなど普通のストーリーのようなコミカルな展開だったが、EXからはオールドランドだけではなくイロスマメンバーからも裏切り者が出たり、味方サイドにも死者が出る、外の世界の過酷なルールや自分の人生と人間関係を狂わせられた事で闇堕ちした哀しき悪役が登場する、人形とはいえ首や腕、胴体を切断されるといったグロテスクでショッキングなシーンが登場するなどダーク・ファンタジーのようなシリアスなストーリーになっている。 2020年4月30日をもって、イロスマストーリーモードは十周年を迎えました。 エピソード一覧 第1章 イロスマ島の侵入者(全3シーン) + ... 2010年4月30日~5月14日 シーン1 召集~洞窟への道 突然マスターバートから「警告」を発せられて集まるバート達。マスターバートによると,基本的にいつも結界を貼っているイロスマ島だが、先日一瞬だけ結界を破られ何者かが侵入したとのこと。かずきは「ん?それって・・・隠れキャラってことか?」と言うが、「敵かもしれない」というマスターやケロ次郎の意見により、一行は敵の現れた洞窟へ向かうミッションを与えられた。 シーン2 洞窟への道~洞窟 先へ進んでいくとあたり一面のマグマと一棟のタワーがあった。高くて登れないが、倒して橋にすることで進めるようになる。先へ進むとそこには洞窟があった。 洞窟内部でザコ敵と一戦交えた後謎の生物に遭遇。オールドランドのバーマーの手先と名乗るその生物はバート達の敵だった。 イロスマ一行を「先住民」と言ったそのネズミ「レッドマウス」は「先住民は皆殺し」といい、襲いかかってきた。 シーン3 レッドマウス戦~解散 レットマウスを倒すべく戦うがその強さにみんな苦戦していた中、ケロ次郎が作戦を立てる。ケロ次郎は敵はまっすぐにしか攻撃できないことを利用し、おとりを使い敵を誘導する作戦を提案。おとりに抜擢されたリンとモリトはうまく敵を誘導する事に成功し、プラズマが途中で撃墜されたものの、一行はレッドマウスを倒すことに成功した。 「・・ヂュヂュヂュ,お前らごときじゃ バーマー様には勝てねぇよ!!」と言い残しレッドマウスは倒れた。敵の目的は分からずじまいだが、一行はミッションを成功させた。 その後、洞窟奥でオールドランドにとらわれていたと思われるナケットを隠しキャラと迎え、帰還する。 『しかしこれはまだ最初の戦いにすぎなかった・・・』 第2章 狙われた結界装置(全5シーン) + ... 2010年6月4日~7月2日 イロスマウンテンの頂上にある結界装置が狙われていることが発覚。バート達は装置を守る為頂上を目指して進んでいく。 頂上では、オールドランド四天王を名乗るバーマーが待ち構えていた。バーマーはオールドランドの領土にマンションが建つ為、イロスマ島を乗っ取りに来ていると言い、戦闘を仕掛ける。バート達は応戦するもののバーマーの圧倒的戦力で敗北してしまう。バーマーは装置を破壊し、大量のオールドランド国民が流れ込んできた。 マスターバートは口寄せの術でバート達を呼び寄せ、これ以上のミッション失敗は許されないと告げる。 (マジックン……?誰?) 第3章 爆走!トレインジャック!(全8シーン) + ... 2010年7月30日~9月18日 強いエネルギーが拠点に向かってきていることが分かり、それを排除することとなった。 道中で貨物列車を発見し、バート達は列車に潜入。車内を制圧した後、モリトとリンが列車の運転をすることになる。しかし、操作を誤り列車が制御不能に陥り、列車から吹っ飛ばされてしまう。他のメンバーとはぐれたバートとパックンは、駅員シカクンのミニゲームで勝利し合流。 その先でバーマーの部下であり獣似隊(じゅうにたい)の一員を名乗るヨシマツに遭遇。と同時にバーマー本人とコロナという少女に出会う。無事にヨシマツを倒した後、取り残されたコロナを保護し、ミッションは成功した。 隠しキャラとしてデビモリトが登場。 第4章 転送!オールドファクトリー!!(全6シーン) + ... 2011年6月4日~10月16日 コロナの情報で、オールドランドは島のエネルギーを元に核兵器を作ろうとしていることが分かった。それを阻止する為、核兵器製造工場を破壊することになった。また、コロナのオペレーション能力によって魔法陣を経由し移動が簡便化した。 工場内を進んでいく中で、デキットとナケットが地下に落ちてしまう。デキット達は工員シカクンのミニゲームで勝利し、地上に復活。 工場の奥にメイン機械を発見するも、四天王サールに遭遇。サールはバート達を攻撃しようとするが、バーマーに「この工場は用済みだ」として止められる。バーマーはコロナを引き渡すよう言うがバート達は拒否。その後、代わりにサールの部下で獣似隊の一員である虎太郎が戦闘に参加。これを何とか撃退し工場の破壊に成功した。 隠しキャラとしてカズキ(DX時代のかずき。通称・トゥーンカズキ)が登場。 第5章 イロスマ島の光と影(全10シーン) + ... 2012年5月2日~2013年3月31日 この章からシーンの最初にその章を象徴したイラストが出るようになった。 かずきのフォルムチェンジ版であるビジネスかずきが登場。 島が一日中真っ暗になってしまった為、その原因究明を試みる。一番真っ暗な森を探索しようとするが、モリトは一番明るい場所を探索するべきだと提案。が、かずきに否定され渋々同意する。 一行は手がかりを全く掴めない為、モリト率いる明所探索組とかずき率いる暗所探索組に分かれて調査することとなる。 暗所探索組に参加したプラズマは、明るい所にいるだろうボスを避ける為にこちらを選んだのに、どんどん暗くなっていくばかりだと愚痴を吐く。そうしている内にはぐれてしまい、シャドーに見つかってしまう。 明所探索組は道中で動く木に遭遇。それは木ではなくグリングだった。グリングは四天王であるがオールドランドの侵略活動にはそれほど興味がなく緑の方が大切という考えを持っており、モリト達に協力する。 一方、シャドーはリンやかずき、マリオ、ピカチュウを取り込み、操り人形としてビングー達を襲わせる。彼らが解放された後、シャドーは自ら攻撃を仕掛ける。 明所探索組はグリングの部下で獣似隊のウサギシに遭遇。ウサギシはグリングにモリト達を倒すよう頼むが、グリングは拒否。 シャドーはいよいよ暗所探索組を体内に吸収し、化け物のような姿に変貌。かずきは必死に知恵を巡らせ、マリオのファイアーボールで森を焼き、光にシャドーがよろめいている隙に逃げる事を思いつく。ここで不運にもグリングが火に気づき、両組の合流が始まる。一方でバートは今まで進んできた道の奥に何かある予感がし、単身で進んでいく。 グリングは森を焼いたかずきとモリト達が仲間であることが分かると、鬼の形相で攻撃を始める。しかし、王の会議に呼ばれ退却。代わりにウサギシが殲滅を任される。そんな中でシャドーに追いつかれ、シャドーを島に呼んだ張本人であるウサギシとの挟み撃ちに遭う。 メンバーがほとんどやられ、絶体絶命の中、バートが帰還。その瞬間光吸収装置をシャドーに投げつけ、シャドーを撃退。その勢いでウサギシも倒し、島の輝きは取り戻された。 隠しキャラとしてスタックロボが登場。 第6章 風の使者と絶望の覇者(全13シーン) + ... 2013年6月~2014年6月6日 冒頭で謎の生物に追いかけられもりおとヘルプマンが落下する様子が描かれる。また、かずきがコロナにメアドを訊こうとするがその瞬間に警報が鳴ってしまう。 マスターバートは、いきなり自分がガンであることを告白。ガンは具現化し、地上で暴れまわった為熱に弱いことを利用して熱帯のダンジョンに封印しているという。スタックロボのサーチによるとダンジョンに強いエネルギーが向かっているというので、それを解明する為一行は鍵と地図を携えダンジョンに挑む。 熱帯だと知らされていたのにも関わらず、転送されたのは真っ白な雪原だった。仕方がないので地図に従って進んでいくと、途中でザコ敵に遭遇。かずきが鍵を投げ一掃し、更に奥へと進む。が、崖付近で敵の攻撃を食らったモリトとリンが崖下へ転落してしまう。 モリトとリンは崖下でホワイトウホウホゴリラと一戦交え、青い目の怪物がジャングルを雪原に変えたと言われる。その後、ホワイトウホウホゴリラに運ばれバート達と合流。地図を元に進み、鍵穴の目の前に至るが、ここで鍵が無いことが発覚。モリトとかずきの喧嘩がきっかけで内部分裂してしまう。 かずき達は自力で進むも、地図をモリトが持っている為道に迷ってしまう。そんな中、イモムシロボが投げた武器を回収しているのを見て、かずきが鍵を投げ回収していないことをリンは思い出す。問い詰められたかずきもそれを思い出し、袋叩きに遭う。適当な謝罪にリン達が怒る中、謎の生物が襲来。かずきのおなら攻撃で一旦は難を逃れるものの、謎の生物は復活しかずき達を追い回す。危機一髪のところでカンタローという者の助太刀が入る。 カンタローはオールドランドの元幹部であり、オールドランドのやり方に嫌気がさし脱退したことを告白。また、カンタローの後釜として四天王となった次期王候補・フィンターが封印されている具現化したガンを捕獲しにきていることを知らされる。カンタローとかずき達は別行動でバート達との合流に向かう。 バート達はダンジョンの最深部でガンの具現化である三頭竜に遭遇。必死に攻撃するが決定打を打てず、均衡していたがかずき達の合流後は形勢が逆転。バートがとどめを刺そうとする。が、その瞬間に三頭竜が凍結。そして現れたのはフィンターだった。フィンターは「必ず裏切り者が出る」と忠告し、バート達を攪乱。謎の生物をレイドラと呼び、攻撃を仕掛けようとするが、カンタローの邪魔に遭い、レイドラと三頭竜と共に退却。この時、バートは不思議な視線を感じていた。 カンタローは「王の作戦」なるものの阻止に協力をして欲しいと懇願するが、その内容はかずき達が早く帰りたがった為説明されなかった。 第7章 Guitarist's surprise attack(全15シーン+1シーン) 間に休載期間がある。タイトルの和訳は「ギタリストの奇襲」。 + ... 2014年8月1日~2016年6月2日、6月30日 初めにサールがバーマーから2週間後の王の会議に遅れなければ自由に動いて良いと言われ、バート達の打倒を決心する場面が描かれる。また、かずきが同窓会に出席し、とあることからショックを受ける場面も描かれている。 カンタローによると、「島の特殊な血を採取する工場が建設されている為、それを破壊すること」が王の作戦阻止に繋がるらしい。バート達はカンタローの情報を元に工場へ転送されるが、そこでは珍しく雨が降っていた。 バート達はカンタローとの約束を無視してすぐ様工場の倉庫に侵入。 しかし、そこで獣似隊の一人であるウマナガと対峙する。 ウマナガは歴史に名を刻む事を願望としており、背中に背負った時限爆弾を使って自分の命を引き換えにバート達を全滅させて、「ウマナガ死すとも、オールドランドは死せず」という言葉を残すのが夢らしい。 ケロ次郎が歴史を侮辱した為、ウマナガと闘う事となる。 最終的にはケロ次郎とウマナガとの一騎打ちで何とか勝ち、ケロ次郎はウマナガの斬馬刀を奪って、そのままバート達と共に倉庫から脱出し、爆弾の餌食にならずに済んだ。 その後は工場の中を探索し、四天王のサールがいる部屋まで辿り着く。 サールは工場のメインシステムがある部屋の鍵を持っている為、強制的にバート達と闘う事になった。 しかし、サールの強さは四天王だけ圧倒的に強く、バート達をあっという間に全滅させた。 だが、バート達は直前にコンティニューコインを取っていた為、復活する事に成功。 その後はカンタローがやって来て、サールに打ち勝つ為の作戦を練った。 その後はバート達はサールにリベンジしに登場。 サールを攻撃パターンを読む事で何とか攻略に成功するが、サールは突然工場から出て来て雷雲のある場所にバート達をおびき寄せて全滅させようとする。 だが、カンタローの活躍によって雷雲の位置をずらしてバート達を助け、向かい風でサールを足留めして最後はバートの投げたプレートでサールをフィギュア化させる事に成功。 第8章 王の訪問(全17シーン) 本章よりイロスマEXに移行。 + ... 2016年11月4日~2018年2月2日 第9章 弱者の反逆(全14シーン) + ... 2018年3月31日~2019年2月8日 第10章 絶望の螺旋(全18シーン) 平成最後のイロスマ動画かつ令和初のイロスマ動画。作者曰く「イロスマ史上最も闇が深い章」らしく、他の章と比べると全体的にかなりシリアスかつダークな雰囲気なのが特徴で、ギャグやコメディ要素はほぼ皆無。 その分序盤から中盤にかけての怒涛の伏線回収や、途中の同人誌作者に対するサプライズ要素や、終盤のとあるボスキャラを倒す時のかなり爽快感溢れる展開は必見である。 + ... 2019年4月26日~2020年6月6日 最終章 イロスマ島の闘い(現在29シーン) イロスマEX11章にしてイロスマ動画の最終章。開始前にPVも公開された。最もシーン数が多く、最も長期に渡る章である。 本章の特徴は「今までイロスマに登場した全勢力」が集うオールスター作品。 イロスマメンバー、オールドランド、元8ボス、8人殺し、空想世界の悪役、空想世界のキャラクターといった多種多様な勢力がイロスマ島に集結、というのが物語の最大のキモである。 + ... 2020年8月15日〜現在 補足 公式のイロスマXあらすじの動画もあるので参考までに
https://w.atwiki.jp/rgsfox0/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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ストーリー 章 章題名 ステージ ステージ題名 第一章 王国の陥落 ステージ1 蛮族の侵入 ステージ2 救援 ステージ3 ステージ4 第二章 孤軍奮闘 ステージ5 沼地 クリア後 栄光モードが解禁される。
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カーモール スコットランドに伝わる英雄譚オシアン作品集に登場する人物。 関連: ボルバルドゥフル (ボルバル・ドゥ・フル、父) カラバル (兄)
https://w.atwiki.jp/kapipar/pages/37.html
基本的に、一度見れば追加される。 No. タイトル 出現条件・備考 01 グランドオープニング 最初から 02 はるかぜと ともに 「はるかぜとともに」を遊ぶ。 03 あしたは あしたの かぜがふく 「はるかぜとともに」をクリアする。 04 白き翼 ダイナブレイド 「白き翼 ダイナブレイド」をクリアする。 05 たっしゃでくらせよ 「白き翼 ダイナブレイド」をクリアする。 06 激突!グルメレース 「激突!グルメレース」をプレイする。 07 洞窟大作戦 「洞窟大作戦」をプレイする。 08 大脱出~勇者よ 大空へ 「洞窟大作戦」をクリアする。お宝をコンプリートしていると、最後に【Congratulations】と表示される。 09 メタナイトの逆襲 「メタナイトの逆襲」をプレイする。 10 ハルバード シーン 1~3 「メタナイトの逆襲」Chapter 3 をクリアする。 11 ハルバード シーン 4~6 「メタナイトの逆襲」Chapter 6 をクリアする。 12 ハルバード シーン 7~8 「メタナイトの逆襲」Chapter 7 のメタナイトを倒す。 13 友と 夕日と… 「メタナイトの逆襲」をクリアする。 14 銀河に ねがいを 「銀河にねがいを」をプレイする。 15 マルクの 野望 「銀河にねがいを」でギャラクティック・ノヴァに出会う。 16 戦いの地へ 「銀河にねがいを」で、ギャラクティック・ノヴァを倒す。 17 カービィ凱旋 「銀河にねがいを」をクリアする。 18 スタッフロール 「銀河にねがいを」をクリアする。 19 大王の逆襲 「大王の逆襲」をプレイする。 20 飛行砲台 カブーラー 大王の逆襲ステージ4 「THE SKY OVER Mt.DEDEDE」まで進む。 21 大王と 夕日と… 「大王の逆襲」をクリアする。 22 格闘王への道 「格闘王への道」をプレイする。 23 ヘルパーマスターへの道 「ヘルパーマスターへの道」をプレイする。 24 メタナイトでゴーDX 「メタナイトでゴーDX」をプレイする。 25 ナイトの冒険 シーン 1~3 「メタナイトでゴーDX」のLV2をクリアする。 26 ナイトの冒険 シーン 4~6 「メタナイトでゴーDX」のLV4まで進む。 27 ナイトの冒険 シーン 7~8 「メタナイトでゴーDX」のLV5まで進む。 28 ギャラクティック ナイト 「メタナイトでゴーDX」で、ギャラクティックナイトと戦う。 29 騎士の凱旋 「メタナイトでゴーDX」をクリアする。 30 裏 スタッフロール 「メタナイトでゴーDX」をクリアする。 31 飛べ!メタナイト 「メタナイトでゴーDX」をクリアする。 32 真 格闘王への道 「真・格闘王への道」をプレイする。 33 マルク ソウル登場 「真・格闘王への道」で、マルクソウルと戦う。 34 スペシャル映像 NG集 「真・格闘王への道」をクリアする。 35 カービィマスター! 100%クリアする。 00 なつかしのデモ 「ヘルパーマスターへの道」を、全キャラクターでクリアする。 NG集内容 1(はるかぜとともに):デデデたちが食べ物を全部持って行った後。カービィ、ワープスターに乗ろうとするが失敗してそのまま落下。 2(白き翼 ダイナブレイド):ダイナブレイドが通り過ぎた後、カービィの顔にはリンゴでなく毛虫が・・・カービィはしばらくもがいた後、気絶。 3(激突!グルメレース):デデデ、食べ物空中食いに失敗。ケーキとリンゴを両方とも落としてショボーンな顔に。 4(洞窟大作戦):マジルテに落ちたあと、立ち上がったところに遅れて落ちてきたリュックが頭に直撃して気絶。 5(洞窟大作戦):マジルテ脱出時、穴の上にロッキーがいて脱出失敗。またも落下するカービィ。 6(メタナイトの逆襲):戦艦ハルバードの2連主砲を爆破後、ワープスターでの移動中に戦艦から飛んできたドラム缶のような物体にぶつかって墜落。 7(メタナイトの逆襲):墜落するハルバードからの脱出時、カービィだけがなぜか海に落ちる。そしてウィリーはそのまま逃走。 8(銀河に願いを):マルク玉乗り失敗。ずり落ちて倒れたところでカービィたちが振り向く。 9(大王の逆襲):カービィがデデデに負けてしまい、城から吹っ飛ばされる。 カービィマスターのウワサ カービィマスター!の最前列に、マルク、メタナイト、デデデ、ダイナベイビーがいる。 ついでに、これまでの冒険は全部芝居だったということか。
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一人親のための雑記帳。 と言う事で色々調べた事などを書き溜めてみたり。 あとでちゃんと編集します。 まずは個人的な雑記帳ということで。
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稚内駅からバスで50分の"最北端の地"。いわゆる超有名観光地。 最近の傾向として昼間のバスが来ない時間帯に外国人が大挙して観光バスで乗り付けるケースが多く見受けられる。 正直うるさくて一人な気がそんなにしない。そこそこの頻度でTVが取材に来ているのでまためんどくさい。 近くにある階段から宗谷岬公園へ行ける。そちらは冬に限って言えば人が少ない。また風車のある側へ向かえばフットパスを通って宗谷丘陵へ行けるが、ここは冬季閉鎖。知らずに迷い込むと除雪されていない雪の山にかち合うことになり、無理やり超えようとすると腰まで雪に埋まることになる。 冬のバス待合室は大して暖かくないのでお土産屋の中で土産物を選ぶついでに待つのが一番いい。流氷館も隣接しているので10分程度の暇つぶしはできる。 バスが出発した後、外国人が押し寄せるまでは貴重な静寂が訪れる。稚内で宿泊するだとか、あとの予定に余裕があるなら1本落としが定石。 なお天北宗谷岬線の補助金対象除外措置に伴い、2019年春から早朝深夜のバスが減便される。詳しくは宗谷バスのHP(http //www.soyabus.co.jp/)へ。